公共・協同経済研究情報国際センター日本支部
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第11回春季大会

テーマ:「電気料金高騰への対応」

日 程:2023年3月4日(土)
会 場:兵庫県民会館(アクセス:https://hyogo-arts.or.jp/kenmin/access/
主催校:兵庫県立大学

開催実行委員長:草薙 真一(兵庫県立大学)
開催実行委員 :落合 夏海(兵庫県立大学) 加藤  誠(長崎大学)
        野村 宗訓(関西学院大学) 濵田  洋(兵庫県立大学)  <五十音順>

【開催趣旨】
電力市場というものは多様な形態で存在しています。スポット市場、時間前市場、先渡市場、調整力市場、ベースロード市場、容量市場、非化石価値取引市場などがありますが、電力需給がひっ迫する中で再生可能エネルギーの比率が高まるとともに、これらの市場において価格が高騰するために、リスクヘッジとしての電力先物取引のニーズが増大しています。日本で電力先物取引市場を扱っているのはEEXと東京商品取引所です。そのような電力先物取引市場は電力価格が非常に高騰する状況における優れたリスクヘッジ手法になっています。昨年も著名な新電力が破産したことなど、多くのニュースがありました。今後も企業破綻や事業撤退の話題は出てくるものと思われます。電力需要家の側も、電気の高騰を懸念して先物取引でリスクヘッジをしておこうという動きがあります。このシンポジウムではそのような内容にも注目したいと考えています。

 
国際公共経済学会 第11回春季大会 プログラム

9:00~ 受付開始            <兵庫県民会館10階 「福」前>
9:20~11:20

 

修士論文賞報告<兵庫県民会館3階 301>
座長:草薙 真一(兵庫県立大学)
 
9:30~10:00
修士論文賞

JIN WEN(東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 社会・人間科学系)
コロナ対策と関連したオンラインの誹謗中傷対策とその現状に関する研究 —政府と都道府県を中心に

10:15~10:45
若手報告 <兵庫県民会館3階 301>

NIU XUERUI(東京工業大学博士後期課程)
ゼロコロナ政策下における中国のテレワーク推進 ―「官民一体」の事例を中心に

 

一般報告 <兵庫県民会館10階 1001>
座長:加藤 誠(長崎大学) 

9:20~9:50
岩満 賢次(岡山県立大学)
生活困窮者自立支援制度における就労訓練事業利用の自治体規模別の分析:自立相談支援事業所へのアンケート調査から

9:50~10:20
野村 実(大谷大学)
地域公共交通政策における都道府県の役割─和歌山県の取り組み事例から─

10:20~10:50
尾田 基(國學院大學)
規制設計における比較対象設定の創造性

10:50~11:20
藤木 秀明(神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程)
地方公共団体の財政リスクに対するリスク分担に関する考察 -メインバンク論における地方公共団体の危機への対応について、夕張市事案に対応した金融機関の対応から考える

 

 

11:30~12:10 理事会                <兵庫県民会館7階「亀」>
13:00~15:40

<兵庫県立大学政策科学研究所・関西学院大学産業研究所 共催企画>

<兵庫県民会館10階 「福」>

13:00~13:10
学会長挨拶 中村伊知哉(情報経営イノベーション専門職大学)
学長挨拶  太田  勲(兵庫県立大学)

13:15~15:40
シンポジウム電気料金高騰への対応
司会:落合 夏海(兵庫県立大学)

基調講演1
電気料⾦の⾼騰とその対応について
東  哲也 (経済産業省電力・ガス取引監視等委員会 取引制度企画室長)  資料

基調講演2
電力改革による競争が招いた弊害と求められる今後の政策
野村 宗訓 (国際公共経済学会 前会長 関西学院大学経済学部教授)    資料

パネルディスカッション「電気料金高騰への対応

討論者:
内山 正人 (電源開発株式会社 顧問)

パネリスト:
中村  稔 (兵庫県立大学政策科学研究所特任教授)  資料
石崎  隆 (株式会社東京商品取引所代表取締役社長) 資料
高井 裕之 (EEXグループ日本代表)         資料
土方  薫 (東北電力株式会社常務執行役員)     資料

※本シンポジウムは下記URLにて、リアルタイム視聴(ZOOM)できます。
https://zoom.us/j/93476293531

 

15:50~16:30

<兵庫県民会館10階 「福」>

総会